初めてのOAuth・・・・

Webで調べものをしていたら、「〇Auth」との表現があった。最初は、項立てのマル+Authと思ったが、どうも違うことがわかってきた。アルファベットのO+Authだった。

ウィキペディアで見ると、「OAuth (オー オース[1]) は、ブレイン・クッククリス・メッシーナが始めたオープンプロトコルであり、デスクトップ、モバイル、WebアプリケーションなどにセキュアなAPI認可 (authorization) の標準的手段を提供する。」「マッシュアップによるWebサービスの連携が増え、デジタルアイデンティティの共有が問題となってきた。」「あるWebサービスAにユーザーの個人情報があるとき、そのWebサービスAと別のWebサービスBが連携し、WebサービスAにある個人情報をWebサービスBが自由にアクセスできる状況は好ましくない。そのため、WebサービスのAPIへのアクセスを認可する手段が必要とされていた。」とある。

 

pic01.JPG そう言えば最近、TwitterとFacebookの連携をはじめ、サードパーティアプリとTwitterの連携などが、やたら目についている。どのような仕組みで実現しているのか?またID、パスワードは、どのように管理されているのか気になるところである。

この辺りのことに、OAuthが関連ありそうなので、簡単なサンプルアプリを作って、勉強してみた。

アプリ名は、「Botk」。内容は、自分のTwitterにアプリに組み込んだメッセージを、つぶやく・・・・・とのごくごく簡単なもの。手順は以下の通りだが、サイト「SDN Projyect」http://www.sdn-project.net/labo/oauth.html を参考(ほぼそのまま)にさせていただいた。

 

1.TwitterへOAuthクライアントの登録

今から作るアプリの情報を、Twitterに登録するが、具体的には以下のサイトにアクセスする。http://dev.twitter.com この際、自分のID、パスワードでログインする。

アプリの名前や説明を、適当に登録する。

2.Access Token と Access Token Secret などの取得

1.の作業で、4つの大事な情報が提供されますから、メモしておく。

a.Consumer key

b.Consumer secret

c.Access Token

d.Access Token Secret

 

3.PHPでの準備

OAuthライブラリのダウンロード

サンプルコードのセット(Access Token 等)

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4.実行

ブラウザから、アプリBotkを起動すると、Twitterにつぶやきました。

 

pic04.JPG

最後に、今回レポートをまとめてみて考えた。今後、ソフト開発(特にweb系)は二極化する。一からの手作りソフトとコンポーネントの組合せだけを行うソフトの二つに・・・・・。